

ベジブロスとは、ベジタブル(野菜)+ブロス(だし)の略で「野菜だし」のこと。
優しくまろやかな味わいは、様々な料理に活用できるうえに実は栄養満点。
いつも捨てがちな野菜の皮や根、茎などを使うので、フードロス削減にも繋がります。
作り方はとっても簡単 !!

1 野菜の端材を集める。
いつもの料理で出る野菜の端材が両手いっぱい分たまったら、さあ!はじめましょう!
たまねぎの皮、セロリの葉、にんじんの皮やへた、トマトのへた、パプリカの種、れんこんの皮、かぼちゃの種、ねぎの青い部分など

2 弱火で加熱する。
鍋に野菜の端材(両手いっぱい分)、水(1.2L)、酒(大さじ1)を入れ、弱火で20~30分程度加熱します。

3 ざるで濾す。
他にもこんなものがベジブロスに変身します!
じゃがいもの皮、しいたけの芯、だいこんの皮、フルーツの芯 など
「ファイトケミカル」が溶け出した栄養満点だし
ファイトケミカルとは植物の色や香り、アクなどに含まれる機能性成分のことで免疫力をアップしてくれたり、体の老化を防ぐ抗酸化作用があることから第7の栄養素として注目されています。
このファイトケミカルは野菜の中でも皮や根など、ベジブロスに使われる野菜の端材に多く含まれます。
またベジブロスはじっくり加熱して作られるため、細胞壁にしっかりと守られたファイトケミカルが溶け出し、普段は取ることができない栄養素を簡単に摂取することができるのです。
作ったベジブロスは、いつもの料理で水を使っている部分をベジブロスに置き換えるだけでOK!
水で作るよりも野菜の旨味とコクが感じられるので減塩にもつながります。
さっそく今日からベジブロス生活を始めてみませんか?
ベジブロスを使ったレシピ
http://wholefoodschool.com/