収穫すると「あっちっち」と言いたくなるほど熱くなる野菜は?

ヒントは、甘くて美味しい夏の野菜。
この野菜を醤油を塗りながら焼く屋台があります。香ばしいかおりに食欲がわいてしまう…判りましたか?

答えはイラストをクリック!

クイズの答え

熱が出るのは、収穫による切り傷を自分の力で治そうとするから。

答えは、とうもろこし。とうもろこしは収穫すると、急激に温度が上がり、持っていると熱い!と感じるほどになります。 私たちが怪我をすると、傷口が熱くなりますよね?自然治癒力といって、傷を自分の力で治そうとするために熱を帯びるわけですが、とうもろこしも同じで、切り取られた部分を治そうとするために熱くなるのだそうです。しかし、この熱によって、とうもろこしが持っている糖分・栄養も無くなってしまうために、農家では収穫したらすぐに冷蔵庫に入れるなどして、とうもろこしの美味しさが損なわれないようにするのだそうですよ。

ひげがチャームポイント? -美味しいとうもろこしの見分け方

とうもろこしの「ひげ」はめしべの先端で、粒の数だけ出ています。つまり、ひげの本数が少ないと、粒の数も同様に少ないということになります。また、「ひげ」が茶色くなっている方が、よく熟していて甘みが強いのだそうです。お店で買うときは、とうもろこしの「ひげ」 に注目してくださいね!

元気の素・リノール酸がたくさん! -栄養素

食物繊維を多く含んでいるため便秘に効果があるといわれています。他にビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEを胚芽部分にバランスよく含んでおり、動脈硬化の予防にも役立つリノール酸も多く含んでいます。このリノール酸は、体の健康を維持するために大変重要な成分なのですが、体内で合成されないため、食べ物から摂取しなければなりません。とうもろこしを食べれば、それが美味しく摂取できるのです!

とうもろこしの歴史

原産地はメキシコから中米にかけてという説が有力で、15世紀コロンブスのアメリカ大陸到達以降、世界に広まったと言われています。日本へは、1579年ポルトガル船により日本の長崎に伝えられたとされています。その後、明治初年にアメリカから栽培しやすく味のよい品種が北海道の開発の際に導入され、それから日本中に広まったのだそうです。

とうもろこしの旅

とうもろこしの保存方法、調理のコツ

とうもろこしは品質低下がとても早いので、生のままでの保存には適しません。すぐに食べない時は、ゆでてからラップして、冷蔵庫または冷凍庫に保存するようにしてくださいね。また、とうもろこしの栄養は、胚芽部分に集中しているので、実をとる時は包丁を使わずに手でむしることをおすすめします。包丁などでこそげ取ると胚芽部分が茎に残ってしまうためです。

カラダに良いとうもろこしを、みなさん、どんどん食べてくださいね!


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