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春菊特集

春菊ってどんな野菜?

キク科キク属の植物。春菊の花は、菊やマーガレットと区別がつかないほどそっくりです。
ビタミンが豊富に含まれる野菜で、特にβカロテンは同じ緑黄色野菜のホウレンソウや小松菜の含有量を上回るほど豊富に含まれています。
また、鍋で食べるイメージが強い春菊ですが、生でもとてもおいしく召し上がれます。

春菊の栄養

●豊富なβカロテン
春菊には多くのβカロテンが含まれます。βカロテンは、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にし、抵抗力を高める働きがあり、風邪や肌荒れの予防を助けます。
春菊に含まれているβカロテンの量は、同じ緑黄色野菜でβカロテンが多いことで知られている、ほうれん草や小松菜を上回り、春菊1束(約200g)で1日に必要な量が摂取できます。

●ミネラル豊富
骨を生成する上で欠かせない成分のカルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルが豊富で、特にカルシウムは牛乳と同じくらい豊富に含まれています。

●春菊の独特の香り
自律神経に作用し、胃腸の働きを活発にし、胃もたれを解消するなどの効果があると言われています。

春菊 調理のコツ、保存方法

一般的には鍋料理や、おひたしのイメージが強いですが、えぐみの原因の「シュウ酸」という成分は、ほうれん草の4%ほどしか含まれないので、新鮮なものは生でもおいしく召し上がれます。


●冬なのに春菊?
春菊の旬は、11月~2月にかけてです。冬の時期においしい春菊は、菊に似た黄色い花を春に咲かせることから、この名前がついたと言われています。また別名では「菊菜(きくな)」と呼ばれることもあります。

●覚えておきたいひと工夫
春菊を買ってきたら、ざっと水洗いをして水分を与えましょう。また、傷んでいる葉があったら取り除いておきましょう。
葉がやわらかく生でもおいしく召し上がれますが、さっと熱湯をかけることでアクが抜けるのでより食べやすくなります。
ゆでた場合は、冷水にさっとつけて、よく水気を切りましょう。冷水に長く漬け過ぎると、栄養素が出てしまうほか、水っぽくなってしまいます。

●相性の良い食材
春菊×大豆製品…春菊の香りと大豆のコクのある味わいは相性抜群。
春菊×肉…春菊の苦みと香りと肉のうまみが相性抜群。
春菊×ねぎ…春菊のβカロテンとねぎの香り成分は、風邪予防に。


おいしい春菊の選び方

●色
色が濃く、ツヤがありみずみずしく、香りが強いもの。

●葉
黄ばんでいたり、茎が堅いものは避けましょう。

●茎
太すぎず、茎の下のほうにも葉がよくついているもの。茎が細めのもののほうが、やわらかいものが多いです。

シュンギク

保存方法
春菊は乾燥しやすいので、濡れた新聞紙やキッチンペーパーにくるんで、ビニール袋に入れてから野菜室で保存しましょう。また、ゆでておけば、冷凍保存も可能です。冷凍するときに小分けにしておけば、使用するときにとても便利です。


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