永山久夫の食べて100歳

日々、元気に過ごすことは誰もの願い。そんな願いをかなえるべく、自分の心と体、食生活とじっくり向き合ってみたくなるお話をどうぞ。

第51回 「お肌の若さを保つミカン」

自然は、いろんな情報を発信しています。
そのひとつが色。今何を食べれば健康によくて、長生きできるのか、色でちゃんと教えてくれるのです。自然のパワーが色となってあらわれるのです。ですから、その季節になると色がつくものを覚えておくと、健康に役立ちます。

晩秋から冬にかけて、あざやかな色彩で太陽のように輝くのがミカン。寒くなると、酸味をほどよく保ちながら甘味を増していきます。とくに、コタツの上に置かれて、家族全員に好かれているのがミカン。
お肌の若さを保つミカン
風邪を防ぐ成分や免疫力・長寿力を強くする成分もいっぱい。 ミカン特有の濃いオレンジ色は、カロチノイドの一種のクリプトキサンチンで、カロテンよりも何倍もも抗酸化作用を持つことで知られています。また、この色素成分には、強力な発ガン抑制の働きのあることも解明されているようです。
ミカンはビタミンCのすぐれた供給源で、大きめのものを2個も食べれば、1日の必要量をほぼ満たしてくれます。ビタミンCはコラーゲンの生成には欠かせません。コラーゲンは骨や皮膚、粘膜、血管などに含まれていますが、不足すると肌のうるおいを失い、老化が進みます。

若々しい血管やお肌などを維持するするためには不可欠なのがビタミンC。ストレスから心身をガードしてくれるのもこのビタミン。ミカンの袋には食物繊維のペクチンが多く、腸内の発ガン性物質、コレステロールなどを包みこんで排出する働きがあります。


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