永山久夫の食べて100歳

日々、元気に過ごすことは誰もの願い。そんな願いをかなえるべく、自分の心と体、食生活とじっくり向き合ってみたくなるお話をどうぞ。

第37回 「稲荷ずしで野遊びへ」

ナノハナも咲いて春ですね。

心がウキウキしてきました。カエルさんもタヌキさんも、穴から出てきた日なたぼっこ。
さァ、野遊びの季節。万葉集以来の日本人の伝統行事です。外へ出て春の日差しを体いっぱいに受け止め、冬の間に衰えていた元気をとり戻しましょう。
稲荷ずしで野遊びへ
日光を浴びると骨を丈夫にするビタミンDが増え、脳の中のセロトニンが活発になります。幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質で、やわらかい日の光を受けると増えることが分っています。セロトニンが増えると、幸福感が大きくなって、思わずニコニコしてしまいます。

野遊びのお弁当は稲荷ずし。甘辛く煮た油揚げの中に酢をふったすし飯をつめて作ります。ゴマを混ぜたり、シイタケ、ニンジン、ゴボウなどの含め煮を加えると、味もよくなり、栄養のバランスもとりやすくなります。

油揚げにはレシチン、イソフラボン、カルシウムの「三大長寿成分」がたっぷり。レシチンは物忘れを防ぐ脳内に多い神経伝達物のアセチルコリンの原料。
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きで知られ、老化を防ぐと同時に骨がもろくなる骨粗鬆症の予防に役立つことで注目されています。
カルシウムはいうまでもなく骨の原料であり、イライラを防ぐ上でも効果的。

キャベツを細切りにして持参し、稲荷ずしを食べる時にマヨネーズをかけます。これでビタミンCもたっぷりとれます。


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